リクエスト専用コーナー V
□ミサ様 リク 孤独なアバター
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『立てるか?ヒロム。』
ミサがヒロムに手を差し出すが
ヒロムはその手を払った。
『お前...メサイアの手先
なんだろ。』
リュウジに冷たい目で見られ、
ミサは俯く。
『黙ってるってことはそう
なんでしょ!』
ヨーコもミサを睨み付ける。
『私はパパに作られたものだ。
ヒロム達を守るようにと。』
ミサの真剣な目にヒロムは
冷たく言い放った。
『信じられるわけないだろ。』
ヒロム達はミサから背を向け
歩き去って行った。
3人の姿が消えてからミサは
座りこんだ。
パパ..私はどうすれば良い?
『彼等は私がメサイアによって
作られたと思っている。彼等を
守りたいが避けられていては
どうすることも出来ない。』
だが彼等を助けるため私は自らを犠牲にしてでも守らなければ
ならない。