看病専用コーナー
□薫様リク 風邪(悪化編)
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『ゴホッ!ゴホ!ゴホッ!』
咳をしながらもペコリと頭を下げるのでリュウジは驚いた。
『きつく言ったかな?ごめんね。
でも、皆、君を大事な仲間だと思っているから。分かってね。』
そう言ってリュウジはまた訓練室に戻って行った。
リュウジさんにまで気を使わせて
..私ダメだなぁ。
大きくため息をつき帰り道をトボトボと歩く。
『ゴホッ!ゴホッ!ゴホッ!』
咳はどんどん酷くなる一方だ。
薫は止まらない咳と戦いながらようやく家に着いた。
鍵を開けて、すぐそばの玄関にぐったりと倒れこむ。
喉....痛い..焼けているみたい。
薫はそのまま動けなくなった。