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□clap
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「あーあ…なんだよ、十束さんを殺した奴の件でトラブってるって聞いたから駆けつけたのに…こいつらのことかよ」



「お前、俺たちのことが知りたいんだってな?なら、教えてやる。俺が吠舞羅だ、俺たちが吠舞羅だ。尊さんがそれを教えてくれた。ここにその誇りが、」

そこまで言ったところで、破裂音とともにいきなり銃弾が放たれる。
八田はをれを間一髪でかわし、発砲した男とともに銃を蹴り上げる。
続いて拳銃を構えた男を視界にとめると、空中を駆けるように男の横に移動して後頭部を蹴り飛ばした。
その男が取り落とした拳銃を空中でキャッチした八田は、不敵な笑みを称えながら笑う。

「おい、早漏野郎。人がせっかく良い話しているんだ、聞けよ」

ドスを効かせた声を発する。
と同時にグリップを男の額に当てながら八田は拳銃に熱を送った。
あっという間に高温に熱せられた拳銃は男の額を焼く。
男は声にならない悲鳴を上げた。

八田さーん、どうしますー?なんていう間延びした鎌本の問いに対して、爛々と目を輝かせた八田は赤いオーラを纏いながら、まあ、殺さない程度にな、なんて恐ろしい言葉を放った。




軽い乱闘ののち、私は八田さんに興奮気味の声を抑えることなく話しかける。

「八田さん、八田さん、」

「あ?」

「さっきのもう一回お願いします」

「はあ?」

なんのことだろうか、と訝しむような目で八田は彼女を見る。

「早漏野郎って!できれば蔑むような目でお願いします!」

へ?とも、は?ともつかない声を発してしばらく呆然としていた八田は、言われた意味が分かったのか、途端に顔を真っ赤に染め上げる。

「え、あっ、い、言わねえ!」

焦ったようにそう答えて、八田はふい、と彼女から視線を逸らす。

「そんな殺生なー!」















(大体、姉さんは女じゃないっすか)

(ナンテコッター!パンナコッター!…ハッ、女性には潮吹きという現象があってだな、)

(姉さんさすがにそれはアウトっすよ)

(八田さん!?八田さん、大丈夫ですか!!???)






女性に関する下ネタは八田ちゃんには刺激が強すぎたようです。
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