捧げる刄、堕ちる涙

□戸惑い
1ページ/4ページ





目を開けると見たことのない城の中


水のことと言い、あの男のことと言い、さっきから意味不明なことばかりで頭がパンクしそうだ…





「どこだ、ここ…」





ため息を吐きながらあたりを見回していると数人の足音が聞こえてくる


服装からしてこの城の兵士のようだ




兵と視線がバチッと会ったときに気が付いた





見回りをする兵 



いきなりあらわれた自分



兵が城内で見知らぬ人物(自分)を見つける


























……。











兵「侵入者だ!!!!捕えろ!!!!!」




「っ!」


やっぱり!


兵の叫び声を聞きつけた数人の兵達が逃げ出す私を追いかけてくる










最悪な出迎えだ…
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ