promise
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アスランが帰宅してすぐに、ルナマリアが来た。
約束をしていたので当然なのだが、気分がのらなかった。
それでも何もしないのは逆に失礼と思い、行為に及ぼうとしたが、やはり駄目だった。
というよりも、体が反応しない。
「今日はもうやめときましょ。無理にしても仕方ないし。」
ルナマリアはアスランに告げた。
「あぁ、悪いな…。疲れてるみたいだ。」
アスランは嘘をついた。
しかしルナマリアは勘がするどい。
「パーティーで、何かあったんでしょ?」
ルナマリアは乱れた服を直しながら、面白そうにアスランに言った。
「別に…そんなんじゃないよ。」
「嘘ね。だって明らかに昼間の時と今じゃ顔付きが違うわよ。」
「違うって…。どう違うんだ?」
「ん〜そうねぇ。恋する乙女の顔してる。」
ルナマリアはクスクスと笑いながら、からかうように言った。
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