promise

□-promise 7
1ページ/11ページ




アスランが帰宅してすぐに、ルナマリアが来た。
約束をしていたので当然なのだが、気分がのらなかった。


それでも何もしないのは逆に失礼と思い、行為に及ぼうとしたが、やはり駄目だった。
というよりも、体が反応しない。



「今日はもうやめときましょ。無理にしても仕方ないし。」


ルナマリアはアスランに告げた。


「あぁ、悪いな…。疲れてるみたいだ。」


アスランは嘘をついた。
しかしルナマリアは勘がするどい。


「パーティーで、何かあったんでしょ?」


ルナマリアは乱れた服を直しながら、面白そうにアスランに言った。


「別に…そんなんじゃないよ。」


「嘘ね。だって明らかに昼間の時と今じゃ顔付きが違うわよ。」


「違うって…。どう違うんだ?」


「ん〜そうねぇ。恋する乙女の顔してる。」


ルナマリアはクスクスと笑いながら、からかうように言った。





.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ