promise

□ーpromise 2
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七月に入り、暑い日が続いた。


あの日以来、アスランはミーアと連絡を取っていない。
最初の内は頻繁にメールや電話が来ていたが、全て無視した。
一度だけ、メールに返信をしたが。
内容は味気ない、素っ気ないもの。


―忙しくて暫く会えない―


こう言っておけば電話に出なくても怪しまれない。
今までの女性達にも同じ手を使っていた。


もしもまたミーアの体が恋しくなったら、仕事が落ち着いたとか何とか上手い事を言えば、元の関係に戻る事も可能だ。



今のところ、他に体を繋げられる相手は二人いる。
そのどちらかを呼べば特に不自由はしない。



だが、アスランはあれ以来誰かを抱いていなかった。





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