●恋詠小品●

□RAIN-
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雨の音を聴きながら死んだように眠ろう。






思い返してみれば


過去よりも常に現在が楽しいのは とても幸せ者だろう


たまに後悔することはあるけれど




明日 何を食べようか


10日後 給料日



2ヶ月半後 君がそこに居て笑ってる


そしてその先も


今まで以上に 輝いて待ってる




枕にした腕が痺れた頃

死んだように眠るはずの僕は一人

ふふふ、と笑いながら

ごろごろとベッドを転がる


梅雨入りの至福。





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