*CP小説*

□*Load in cry*
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─────泣き声が……
聴こえる?









「なんの声だびょん?」
「何が。」
犬が千種に抱きつきながら聞いた。
「この声だびょん!!!!まさか幽霊!!!!!?骸さん!?」
「声?聴こえないてか、触んないでよ…めんどい。」
「めんどいの意味が分かんねぇびょん!!!!」
犬はすすり泣く声が聴こえるとかで泣きべそになりながら千種に抱きついていた。
あからさまに迷惑という顔をして千種は犬を剥がしていた。
「柿ピーには聴こえないんら!!メガネだから!!!!」
「意味分かんないよ…。」
とうとう千種に部屋を追い出された。
「ぁあー…まだするびょん…すすり泣く声…。」
「…ック…グス……様…。」
「!?」
誰かの名前を呼んだ気がした。
「様…ヒック……骸…様。」
「骸さんの名前を呼んら?」
そっと声がする方に近づいてドアを開いた。






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