*CP小説*

□*お泊まり*
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今日は馬鹿兎が俺の家に泊まりに来ている。
飯食って風呂はいって後は寝るだけ…。
「ユウー…寝れないさ。」
「るせぇ。さっさと寝やがれ。」
ユウはつれないさぁ…とか何とか言ってやがる。
バタバタバタバタ
「何してんだよ…。」
手足をバタバタさせる隣の兎に問い掛ける。
「えー…?あざらしっぽくね?」
「死ね!!」
馬鹿かコイツ。
とうとう頭沸いたんじゃねーの?
「なぁ、ユウ。折角の夏休みエンジョイしてるさ?」
「ウゼェよ…。さっさと寝ろ。」
「えー…だって。」
何がだってだ!!!!
こっちは眠ぃんだよ(怒)
キョロキョロ辺りを見回し自分の鞄を漁ぐり始めた。
何してんだ…?
ゴソゴソ
「何してんだ…?」
「んー…?飴玉食ってるんさvV」
「虫歯になるぞ。」
「別にいいさvV」
はぁ…と溜め息をつきながら寝返りをうつ。
「ユウー…。」
「あぁ?」
「口開けて?」
「はぁ?──んっ…。」
コロリ…。
口の中に広がる甘い味。
「甘…。」
「当たり前さ。飴玉なんだから。」
「ざけんな。つかお前一気に2つも食ってたのかよ。」
「ワザとさvV」
ぁあー…アレか?
殴っていいのか?
「ユウ、美味しい?」
「不味い。」
「ユウー…(泣)」
ったく、何がしてーんだコイツは。





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