*CP小説*

□*いつもお疲れ様*
1ページ/2ページ

「みんなお疲れ様!!」
「いやぁ!!みんなよくやってくれたよ!!僕の為に!!」
「誰が『僕の為に』だァ!!」
「室長ーー!!!!!!(怒)」
やっと大仕事終わったのでみんなほっとしながらも寝不足でイライラしている。
「ったく。室長がもっと普段から頑張ってれば俺らももっと楽なのに…。」
「フフ。そうね。兄さん…何処に行くの?
「え゛。やだなぁ。何処にも行かないよぉ。ι」
「室長!!!!(怒)」
「リッリナリー!!!!みんなにコーヒー煎れてあげて!!」
「ぇえ。」
コーヒーを煎れる為にキッチン(正確には実験室)へと向かう。
ここには、ガスコンロ等がない為フラスコとアルコールランプで煎れる。
コポポポ…
「手伝おうか?」
「兄さん!!いいわ。疲れてるでしょ?みんなと待ってて。」
兄さんが少し笑って呟いた。
「『部屋で待ってるよ』」
私と兄さんだけに分かる中国語で。
パタン…
兄さんは実験室から出ていった。
さぁ…早くみんなにコーヒーを配ろう。
そして、兄さんの所へ行こう。
コーヒーより苦くて甘いものを届けに。


「お疲れ様。」






end
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ