頂き物・捧げ物(ノベル)
□闘う
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闘う*一護独白*映画第3弾記念
「一護ぉ〜〜」
手を振りながら
こっちに向かってきていたのに・・・・
「黒崎」
そう、優しい声で呼んでくれていたのに・・・・
「今度我が屋敷へこい」
そうやって誘ってくれていたのに・・・・
「迷子になるからな」
言いながら手をつないで歩いていたのに・・・・
「大丈夫か?」
俺のことをいつも心配してくれていたのに・・・・
それが今はない
「てめぇが!!」
「お前か・・・・」
「貴様が」
「お前が!!」
「てめーか・・・」
「「「「瀞霊邸を崩壊させた犯人!!」」」」」
敵意を剥き出しにし
刃を向けてくる
俺という存在は、
あなたたちから消えたから
「一護・・・・」
今や優しく名を呼んでくれるのは
────お前だけ
神様がいたのならどうしてと問いたかった
戻りたいから
大変でも幸せな日常に・・・・
今俺にある選択肢は一つだけ
『闘う』
あなたたちと・・・・
ただ、それだけ─────
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後書き
映画第3弾記念ですが・・・・・
お・か・し・い
一護独白
上から恋次・冬獅郎・白哉・修兵・阿近。ラストの「一護・・・」ら白崎です (解りづらい)