- the magician -
□− wheel of fortune −
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今は、春休みの真っ最中
4月からの新入生としてハリーポッターの入学が決まったつい最近のこと
その日は、いつもと同じく某イギリスのとある城 ― ホグワーツの周りもきれいな青空が澄み渡っていた。
ダンブルドアはマクゴナガルと、今年からホグワーツに来る2つのの大物のことで相談をしているところだ。
そこに窓から、銀色がかった美しいフクロウが手紙を加えやってきた。
「アルバス・・・私こんな美しいフクロウ見たことがありませんよ。いったい誰からなんです?」
「・・・・わしは知っておる。一人だけ、たった一人だけじゃがな」
「それは誰です?」
ダンブルドアは少し間を空けて綺麗な青い瞳をよりいっそうきらきらさせて、そうそれはまさにやっとプレゼントをもらえる子供みたいに。
「ノウェルじゃよ。ノウェル・アルフォード
こんな、美しいフクロウを使うのはきっと彼女ただひとりだろう。やっと、やっと返事が来たわい」
フォフォフォとうれしそうに顔をほころばすダンブルドアとはうって変わって、マクゴナガルは困惑の色を隠せないでいた・・・・・