- the magician -


□- the fool -
1ページ/1ページ

最近よく風の噂で聞くことがある

あの有名な 「ハリー・ポッター」がホグワーツに入学する・・・・と
マグルの世界からもどってくる・・・と

生き残った男の子が戻ってくる・・・と





二人の結婚の話は手紙で聞いていた。
私はもう死んだ扱いなのに我が友人たちはそれでも毎月手紙を送ってくる。
やんちゃな従姉弟とかわいらしい後輩で妹的な存在だった彼ら
私にとっては大切な家族も同然だった
二人が結婚して子供もできていた
名は ハリー   ハリー・ポッター
目が優しそうな彼女にそっくだという


幸せだった何もかも手紙で聞く限りには
      私も彼らも・・・・・



時は暗黒時代
幸せは長くは続かない

私と彼らの幸せも・・・・・・
ある時を境に手紙がぱったりと来なくなった、 二人からの手紙だけが あの人を亡くした私にはみんなからの手紙が心のかてだった      そしてついに知ってしまった・・・・      ダンブルドア先生からの手紙で。 二人がヴォルデモートに殺されたと。           ついに恐れていたことが現実になって私に重く圧し掛かる・・・
生き残ったのは息子の ハリー だけだと言う ヴォルデモートは消息がわからなくなった表舞台から姿を消した。
これからハリーは一人で生きていくのだろう彼にはきっと辛いことになるだろう。
ハリーにとって第一の試練 いや、心配なんかしていない、彼はきっと大丈夫なんたって彼らの息子なんだから。



毎年誕生日に手紙を贈ろう たった一文でもいい 彼に祝福の言葉を



             愛をこめて                            
彼 − ハリー・ポッターに祝福があらんことを [シルディオ・・・今あなたは幸せですか
       1xxx年 x月x ノウェル
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ