テニスの王子様

□笑って笑って!
1ページ/2ページ




夢かもしれない、自分の頬っぺたを軽くつねってみた。
じんわりとした痛みが伝わる。
やっぱり夢じゃない。
そう思ったら嬉しくなった。






「ゆずー」


「慈郎君!どうしたの?」


付き合ってまだ1ヶ月くらい
慈郎君は思った以上に甘えん坊で手を繋いで帰るのは当たり前
学校だろうが家の中だろうが抱きついてくる毎日です。


「明日部活ないC〜デートしよう?」


「うん!いいよ」


デートは初めてじゃない、何回もした。毎回毎回ドキドキはやっぱりしてしまう。
慈郎君と一緒いる事だけで私はとっても嬉しい。


「んじゃ明日絶対だからな♪」


ちゅ



軽いリップ音。
唇に触れた軟らかい感触、キスされたと分かった時はには慈郎君はもう居なかった。



そして先ほどに至る。
夢じゃない、ああ恥ずかしい…けど嬉しかったな。
明日も、いや明日は私からしてみようかな。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ