テニスの王子様
□憧れは彼女
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氷帝3年、芥川慈郎です。
この頃、昼寝より大切なものができました。
「ゆず〜♪」
「あ、ジロちゃん!」
昼寝より大切なもの…それは彼女です。
ゆずは女の子だけど、男の子よりカッコよくて、俺は大好き。
とっても優しくて、強い俺の憧れ。
「ジロちゃん、寒くない?」
「ゆずが一緒だから寒くなE〜。」
二人でくっついて、帰ってるから寒くないけど
俺的には手繋ぎたいんだよね。
恥ずかしくて俺が迷っていると
「手、繋ごうか」
そう言って、ギュッと手を握った。
ゆずは、俺の気持ちをいつも理解してくれる。
普通は彼氏が分かってあげなきゃいけないんだけどね。
「これじゃあ、どっちが彼氏なんだか」と跡部に笑われたっけな…
「あったかいね」
けどね、そんなゆずが俺は好き。
カッコEー彼女は俺のモノだから。
俺だってカッコイイとこ、見せたいけど
今はまだゆずに甘えていたいんだ。今はね♪
「ねぇねぇ、キスしてほC〜な…///」
「仕方ないな…」
ちゅ
「///…ゆず、キス上手Eよね」
「もっとあげようか?」
妖笑に笑う顔がとってもカッコよくて
恥ずかしいけど、また唇を重ねて少し深いキスをした。
「ん、甘っ…」
唇を離すと、珍しく彼女が真っ赤な顔をして抱き付いてきた。
やっぱり可愛Eなぁなんて、彼女に言ったら殴られるだろうか。
「好きだよ、ゆず…」
「私もだよ」
カッコよくて、可愛い俺の彼女。
end