隠し部屋

□生きる糧
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泣きながら助けを求めるも夕方の森の中に人がいるはずもない。

「離してぇ…!」

一生懸命に拘束から逃れようと体を捻るが解ける様子がまったくない。

「(現実にこんなこと起きるはずかない)
もしかして夢?」

あまりにも非常識すぎて現実逃避しようとする。しかしそれも虚しく終わる。なぜなら木に巻き付いていた蔦が動きだしリルに向かってきたからだ。

「くっ来るなーー!!嫌ぁーーー!!」

それは服の中に簡単に入りこむと肌の上を這いずり回る。

「何なのよぉー!出ろ!出てけぇー!!」

リルの訴えなど聞き入れるはずもなく蔦は這いずり回り、襟から先端が出ると叫ぶ口に突っ込んできた。

「っうう!?」

声を封じられ、体を拘束されなすすべもない。涙がどんどん溢れてこぼれ落ちる。

しかし次の瞬間目を見開いた。

なぜなら口の中に入った蔦からトロッとした液体が出てきたからだ。

液体を飲み込まないようにするが口いっぱいに太い蔦で栓をされては溜まっていく液体を逃す術がない。

次第に苦しくなり飲み込んでしまった。唯一の救いは味がなかったことだろう。
飲み込んだのがわかったのか蔦が口から出ていった。

「ゴホッゴホッゴホッ!うぇっ!」

激しく咳き込んでいると胸をやわやわと揉みしだく感覚がする。

「なっ何!?今度は何なのよ!!?」

服を着ているのではっきりとは確認できないが蔦がブラの中に入り込み、胸を揉んでいるようだ。

「止めてぇー!!」

逃げようと体を動かすがガツシリと拘束している木の根から逃れる術がない。
するといきなり両胸の乳首を覆う感覚がしたと思ったら吸引しだした。

「ひぐうっっ」

しかもそこには細くて適度に固いものが無数にあるらしく吸引しながら引っ掻いてくる。

「うあっあっ…嫌ぁっ!」

ざわざわと背筋に甘い感覚が走る。
引っ掻かれるたびに乳首が固く勃起していくのを自覚し、認めたくないが快感が増していく。
そこに突然チクッとした痛みが走る。
何がおこったのか理解できなかったが乳首がジンジンと痺れてきた。

「もっもしかして…媚薬……とか?」

恐る恐る声に出すと正解だというふうに乳首をこねくり回し、引っ掻き、吸い付くという先程より激しく胸を弄られる。

「ああぁーー!んっ…はぁんっっ」



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