短編集 BL
□どあほう観察日記C
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部活が始まる時間です。
あとはジュースを飲ませるだけになった流川クンは、体育館に着くと、早速桜木くんのほうへ向かいました。
「どあほう」
「ぬ?なんだキツネか。俺様になんの用だね?」
「コレ」
「ぬ?いちごオレがなんだ?くれんのか?」
コクコク。
「ルカワにしては気が利くじゃねーか。サンキュー」
どあほうが笑った……。
ぽわーん。
「いちごオレうめー」
ちくしょーストローめ。
どあほうに咥えられやがって…!
けどあとちょっとでどあほうの痴態を眺められる。
ヤベ…また勃った……。
「どうしたんだ?大丈夫か桜木?」
「ぬ…メガネ君……なんか体があちぃんだ……」
「保健室行くか?」
小暮先輩には渡さねー。
「俺が連れてく」
「そうか。じゃあ頼んだぞ」
「ゥス…」
オレは体育館を出たら近くのトイレに入った。
保健室よりトイレのが燃える。
立ちバックできっし。
「ぉぃ、ルカワ…!保健室行くんじゃなかったのか!?」
「保健室は行かねー。今日はここでヤる」
「は?何言ってんだよ!?」
「どあほうの体があちーのはこれ使ったからだ。…だからヤる」
「てめーふざけんじゃねーよキツネ!!これからバスケやんだろーがッ!!」
「もうガマンできねー。それにどあほうもすげー熱くてガマンできねーはずだ」
「んヤ…っぁっ、ばっどこ触ってんだよ…っ!」
「ほら勃ってる。それとも部活終って家帰るまで3時間我慢するか?」
「なっ、んでそんなこと言うんだよ!いつもは俺の言うこと全然聞かねーで始めやがるくせに…っ!」
「どーすんだ?オレにどーして欲しー?かわいくおねだりできたらやさしくシてやる」
「ぬ…っ!誰がんなことするか!」
「じゃあどあほうが自分で触れねーように手と足縛ってドア開けたままオレはバスケしに行く。誰か入ってきたらそのカッコー見られるだろーな」
「なんでそんなこと言うんだよ…っ!俺こんな格好ルカワ以外に見られたくねーのに…っ」
なんてかわいーこと言うんだどあほう…!!
しかも不意打ち!!!
でもおねだりするまでシてやらねー
「じゃあおねだりしろ」
「…っ/// おっ、俺の…触って…」
「よくできました。どあほうは可愛すぎるから、んな顔誰にも見せんじゃねーぞ」
「うるせーっ!!見せねーよっ!!早くしろっ!」
「じゃあ激しくしてやる」
「ば…っそーいう意味じゃねー!!」
「色気ねーなどあほう。お、乳首も勃ってきた」
「ぁン…っ 色気なくて悪かったなっ!!」
「拗ねんな。オレがエッチすんのもスキなのもどあほうだけだ」
「ふぬ……っ////」
斯くして、流川クンのもくろみは成功したのでした☆
END
→あとがき&おまけ