Gift

□恋は盲目
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今現在、洋平と花道はいつものように屋上でダラダラとサボっている。
ちょうど二人しかいないし、洋平は疑問に思っていた事を花道にぶつけてみる事にした。
「なぁ花道。お前さ、流川のダンナの何処が好きなの?いつも悪口しか聞かねぇけど」
洋平がタバコの火を揉み消しながら、そう聞くと花道は顔を真っ赤にする。
「なっ…なんだよいきなりっ!!////」
「ねぇの?あんだろ?教えろよ」
「う……えっと、その…だな…。か、可愛いとこ…かな///」
「はぁぁ!?」
もじもじと恥ずかしそうにしている花道の発言を聞き、洋平は素頓狂な声を出す。
「ど…どこが?ι(流川のダンナは可愛いくねぇだろι)」
「ルカワってな…あー見えて意外と可愛いんだ。よーへーは知らねぇだろうけど、案外ガキっぽいとことかあってよ、毎朝毎朝寝癖自分で直せないとことか…もちろん俺が直してやるんだけど…」
「んで、神経質っぽいのにホントはかなりのズボラで間抜けなところとか、卵焼きは甘いのが好きだとかガキ味覚でよ…ハンバーグとかオムライスとかグラタンとか好きなんだぜ?」




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