島の外...
□ただそれだけ
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「君がしたいようにすればいい」
欲しいのはそんな言葉じゃない
ただ
「愛してる」
言ってほしいだけだったのに
自分が笑うために
少しだけ見せた憂鬱
「どうしたの？」
なんて言われると
「なんでもない」
首を振ることしかできなかった
だけど今日振り絞った勇気が
昨日までを壊したの
ずっと横顔見つめてた
目が合うまでにかかる時間は
すごく長くて
ぎゅっと手を握ってた
握り返してくる強さは
すごく弱くて
愛してほしいから言っただけなのに
どうしてそれが
「さよなら」になるの？
信じたいがために
少しだけ口にした不安感
あなたは
「そっか。」
呟くように何度も繰り返した
お願い・・・
よく行く公園になんか連れていかないで
やめてよ・・・
いつも買ってくれるジュースなんて
今はいらないから
どうして・・・？
名前で呼んでくれなくなって
「ばいばい。」
なんて言うあなた
欲しい言葉はそんなんじゃない
ただ一言
「愛してる」
言ってほしかった
please let me feel love
ただ一言
「愛してる」
言ってほしいから
It pretended not to notice
the separation
「また明日ね」
笑顔で手を振って
「ばいばい。」
end.