雪紫蝶
□3話
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カカシと火影邸を後にし、歩いていた
「いつ砂に行くの?」
『ん…なるべく早く行きたいけどね。ちょっと遠いし。』
「大狼なら早いでしょ。砂嵐でも行けちゃうし。」
『まあね。』
「…鈴取り…少し見ていったら?って言わなくても見て行く気だな。」
『…バレた?』
「お前の事はこの里の中で一番よく知ってるつもりだからね。」
『…流石ね。』
「で、面付けて陰から見るんでしょ?」
『フフ…ホントよく分かってらっしゃる。』
「じゃ、先行ってるから。見てやってね。成長したサクラと…ナルトを。」
柔らかい笑みを浮かべながら、カカシは瞬身で消えた
零羅はカカシが巻き上げた葉を暫く見つめていた