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□雨
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昼過ぎに目を覚ますと、嵐は過ぎ去ったとの事だった

そして今、ローとペンギンに連れられ、地上を歩いていた

嵐が過ぎても、雨は降り続けている様だ

そして何故か街の外れの雨が当たる位置まで歩く

「ずっと不思議に思っていた事がある。」
『…?』
「なぜお前の身体に傷が付く?」
『?…どういう事?』

「お前は雨の能力者。つまりロギアだろ?
なら覇気を纏った攻撃でしかダメージを与えられ無ェはずだ。」
『あ…そっか。』
「ロギアは意識せずとも、普通の攻撃はまず当てられ無ェ。
だがお前は稀だ。ロギアとその血の能力が混ざってるからな。」

『…うん。』

「お前の身体は雨だ。
そう意識してみろ。
...雨が降ってるからしやすいだろ?」

《試したいことってこれ?》

『……雨。』

そう言うとレイラは空を見上げ、無数に降り注ぐ雨を見つめた
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