俺様は謎の男です
□プロローグ
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ある夏の夜。
森を、俺は歩いていた。薄暗くて、気味の悪い森を、歩いていた。
ここは何処だ。
わからない。
でも目的地はわかってる。
それは、森の中に差し込む一筋の光。
こんな夜、光が差すはずのないのに、前方で、何かが光り輝いている。
これは、何?
目的地に来た。
それは、ダイヤモンドだった。綺麗なダイヤモンドが、落ちていた。
そのダイヤモンドを拾う。
俺は、それに見とれていた。
ずっと、ずっと……
これは、何?
その綺麗なダイヤモンドが、俺を変えた。それは、文字通りに。