砂狼

□出逢い
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「ここが我が家だ」

あのあと
狼は我愛羅につれられ
彼の家に着いた

テマリやカンクロウは
近くの自宅に帰り今はいない

「あがれ」

そういい我愛羅は
家の中に入る

狼はこのままのサイズ
では入れないなと思い
犬くらいの大きさになり入った

リビングでは我愛羅が
ソファに座り狼を眺め
こいと一声よんだ

狼は我愛羅の足元ゆき
体を丸めた

「名は?」

狼が答えれるはずないだろうが
我愛羅はきづけばそう聞いていた

狼はゆっくりした動作で
首をもたげふるふるとふった

「ないのか、ふむ、無花果」

だめか?
そういって抱きかかえた

狼はびっくりしたのか
じたばたしたがやがて落ち着いた

「無花果」

『くぅん』

「お前は無花果だ」

そういって抱き締めた
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