ー夢ー

□海底に差し込んだ光
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....それから私はまともに今の状況を考えることもできずに、ただこの場から離れたい、という本能のまま逃げだしたー

逃げても逃げても血濡れた手が伸びてきそうで
走って走って走り続けたーーー






それからの事はまったく覚えていない


でもなにかに躓いて倒れたこと
ひんやり冷たいアスファルトが火照った体にやけに心地よかったことは覚えている
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