□・・・・・fin
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嬉しいんだ。








「あ!……あっ…ふっう…」



「…は……っ!…愛してる…と言え。
…カガリっ!」




強いる言葉…
いつから、そんな風になったんだ?


愛している…か?

なんて



普通は女が聞くもんじゃないのか?








「…言うんだっ!」






…私は、…女じゃないのか?




苦笑なのか?

それとも嘲笑か?



込み上げてくる感情に綻ぶ口元…

それがまた、お前に火を付ける。



瞳は暗い焔を映す鏡のように
お前の心を映し出す。








「……はぁ…っ!」


強く抉るように膣を突き上げられて快感に震える。



「カガリ…っ!」



鷲掴みにされた乳房の痛み…



そう、痛みさえ…


与えられる痛みさえ…


この躰に愛を刻む為。



だから…



こんなにも愛されていると思う私は…





もう、…狂っているのかもしれない…





「…愛……してる。」





まるで呪文だな…





躰の奥から


痺れるほどの快楽を引き出す為の…








「…まだ…だ!…カガリっ!」



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