Novel
□幸村日記
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×月×日 快晴
突然、つい先日元服を終えられ、奥州筆頭となった梵天丸殿…いや、政宗殿が訪れられた。
「幸村、marry me!!」
「ま、まりぃ…みぃ?」
「結婚してくれって意味だ」
すごく真剣そうな顔をして告げられた言葉に思わず食べかけていた団子を落としてしまった。
あぁ、もったいない…。
政宗殿は先日の告白からそれほど経っていないはずなのに、すでに背は俺よりも高く、男らしくなっていた。本当に年下なのか?
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