*記憶の欠片*
□2章
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マサラを抜けて今はトキワシティーの外れの草むら。
『さぁ〜少しここで特訓しようか!!』
腰のボールからウィンとヨーギラスを出す。
二匹はヤル気満々な感じで張り切っている。
その後、マンキー、コラッタ、ニドラン♀、ニドラン♂などが出てきてバトルしていく。
どのぐらい戦ったのだろうか…みんな擦り傷だらだった。
『そろそろポケモンセンター行こうか〜』
そう言うと二匹はくたくたと言う感じて座り込んでいた。
『二匹ともお疲れさま、休んでて!!』
二匹をボールに戻してポケモンセンターに向かう。
ポケモンセンターで回復してベンチで二匹のブラッシングをする。
ヨーギラスは気持ち良さそうにブラッシングされていて。
『気持ちいい?』
ヨーギと嬉しそうに鳴いていていると思ったらいきなり入口を見て警戒し始める。
『どーしたの!?』
かなり警戒してるヨーギラスの見つめている入口から一人の少年が入ってきた。
少年はヨーギラスの警戒に気づいて近づいてくる。
少年「弱っちぃーヨーギラスが何でこんなとこにいんだよ!!」
少年はヨーギラスに蹴りを入れる。
『っ!!ちょっとアンタ!!あたしのヨーギラスに何すんのよ!!』
少年「お前の?へっ!!こんな弱っちぃーポケモンを捕まえるなんてお前もバカだな!!」
少年は見下したようにいい。
『弱いなんて関係ないでしょ!!一緒に強くなればいいじゃない!!最初から強いポケモンなんていないんだから!!』
「へっ!!ポケモンなんかただの道具なんだよ!!そいつだって弱いから俺が捨てたんだよ!!」
『っ!!』
そういい放った少年にあたしは頭にきていた。
『ポケモンは道具なんかじゃない!!!』
少年「だったらポケモンバトルしようぜ!!どっちが勝つか…お前のヨーギラスと俺のヨーギラスどっちが強いか!!」
『いいわよ!!あたしが勝ったらこの子に謝ってよね!!』
少年「いいぜ!!外に出ろ!!」
二人は外に出てポケモンバトルを始める。