銀魂
□仕事がないとかいう奴は大体が暇を持て余してるマダオ
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怜がこちらの世界に来て、約1週間
当然、大丈夫なわけがなかった
「しないんじゃなくて、したくても依頼が来ねぇんだよ」
『…そうか。あの、それでだな…』
怜が、言いにくそうに銀時を見る
この1週間でわかったのだが、銀時は怜に非常に過保護だ
少し帰ってくるのが遅くなっただけでも、それはもう鬱陶しいくらいに心配してくる
故に、彼は躊躇しているのだ
いま考えていることを、口にするのを
しかし
『このおチビちゃン、バイトがしてェらしいぜ?天パ』
『な、エル!』
あっさりと言ってしまうエルに、怜は慌てて彼の名を呼んだ
エルはそれを楽しげな笑みでかわす
アイツ、絶対僕で遊んでる。
そんなことを思いつつ、銀時を見る
と、
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