銀魂
□馬鹿な奴はリアルとアニメの区別がつかない
2ページ/7ページ
「…あり?」
銀時が目を開けると、先程までの光が嘘のように、テレビには何かのCMが流れている
「何だったんだァ?さっきのは…」
「ぎ、銀ちゃん…」
「銀さん、あ、アレ…!」
「あん?何だよ……って、」
左右から羽織を引っ張られ、仕方なく視線を向ける
神楽と新八の指差す先
そこには
『…何処だ、ここは』
漆黒のローブについてるフードを被った華奢な青年が、無表情に(口元しか見えないが)、そして不機嫌そうに言う
きょろきょろと辺りを見回し、警戒心を露わにしている
そんな彼の耳に届くのはそれぞれ高さの違った3つの声
「「「五十嵐怜ーーーー!?」」」
『…はぁ?』
叫ばれた己が名に、青年は訝しげに首を傾げた
.