銀魂

□馬鹿な奴はリアルとアニメの区別がつかない
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「…あり?」

銀時が目を開けると、先程までの光が嘘のように、テレビには何かのCMが流れている

「何だったんだァ?さっきのは…」
「ぎ、銀ちゃん…」
「銀さん、あ、アレ…!」
「あん?何だよ……って、」

左右から羽織を引っ張られ、仕方なく視線を向ける
神楽と新八の指差す先
そこには

『…何処だ、ここは』

漆黒のローブについてるフードを被った華奢な青年が、無表情に(口元しか見えないが)、そして不機嫌そうに言う
きょろきょろと辺りを見回し、警戒心を露わにしている
そんな彼の耳に届くのはそれぞれ高さの違った3つの声

「「「五十嵐怜ーーーー!?」」」
『…はぁ?』

叫ばれた己が名に、青年は訝しげに首を傾げた






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