中編・短編集
□ポッキーゲーム
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葵×エルで、ほのぼの。not恋人。
「エルっ！ポッキーゲームしよっ！！」
「はァ？ポッキーゲームだァ？」
ポッキーの箱を持って言うと、怪訝な顔をされた。
あれ、知らない？
「ポッキーゲームっていうのはねぇー」
簡単に説明すると、途端に顔を赤くするエル。
え、可愛い。
「ばっ、馬鹿じゃねェの！？そンなことしたら、最終的に、キ…っ！///」
「そりゃそうでしょ。キスするためにやるんだから」
ま、大抵途中で折れるけどねー。
「ね、しよーよ」
「だ、誰がするか！ンな破廉恥なこと…！！///」
あらやだ純情。
顔真っ赤にしちゃってまぁ…。
「もー、仕方ないなぁ。はい、あーん」
「…それくらいなら、」
そう呟いて小さく口を開けるエル。
これも結構、恥ずかしいと思うけど…。
ま、いっか。
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