絵本
□カネタロウの鬼退治
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或る所に、お爺さんとお婆さんが住んでいました
「なんでこんなもん拾ってくるかなぁ」
「ご、ごめん、だって珍しかったからさ」
2人は河原に落ちていた金のおにぎりを捨てる前に
とりあえず割って具を見てみることにしました
「フン、上から……
と見せかけて、横にこう!」
なんと具は ちょっと地味めの少年でした
「あ…危ねーなコノヤロウ!!
そのフェイント危険なんだよ
コノヤロウ!!」
2人はその子に
金太郎(カネタロウ)、
略して金田
と名付けました
当たり障り無く育てていると、
ある日…
「本で読んだことがある『鬼ヶ島』に行ってきます」
旅立つ金田に、2人はおにぎりをいくつか作って持たせました
続く→