言の葉

□第6弾CD
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2【さかあがり】




真夜中の地球で独りぼっち
暗闇に自分を見失って
君の目はいつも怯えてた

心の真ん中がズキズキと
針でつついたように痛む日も
大丈夫さ 夢から覚めたら

ほら
君が嘆いてた世界はもう終わったよ
怖がることはない
その囁きに その眼差しに気付くこと
君は出来るよ





君の腕からこぼれ落ちた
夢のチケットを
違う誰かが誇らしげに
空へと掲げる

肩を落とした君を包む
木漏れ日 せせらぎ 土の匂い
目隠しをそっと外したら

ほら
君が描いてた未来とは違うけど
落ち込むことはない
その手の平で その指先で触れたもの
それが真実





ずっと出来ないものと決め付けてた
さかあがりが出来たその瞬間のように
暗闇を抜ける時は呆気なくて
何を怖がっていたんだって笑えるから

大丈夫さ
顔を上げてごらん

君が嘆いてた世界はもう終わったよ
怖がることはない
その囁きに その眼差しに気付いたら
世界は変わる



3A

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