大好き!!
□便りがないのは元気の証
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昼過ぎ。
万事屋、真選組、オカマ、その他が家へと集まった。
みんなで酒を飲み、出来るだけはしゃいだ。
兄も思いのほか楽しそうにしていたので
それを見た銀時はほっとした。
「あら沖田君、飲んでないの?」
「いや、仕事があるんで。」
「総悟、お前休んでいいぞ。寝てねェンだろ。」
兄と沖田が話していると、土方が心配そうに話しに入った。
「寝てないって、大丈夫?」
「大丈夫でさぁ。」
「くま、すごいわよ?」
兄は沖田の心配をすると、沖田はやめてくだせぇと声を荒げた。
「俺の心配なんかしねぇでくだせぇ。」
「沖田君、またそれなの?」
「総悟…」
「ぜんっぜんみつからねぇ!!!どこ行ったんだよあいつ!!」
「…。すぐ見つかるから。大丈夫よ。」
「そればっかりだ!!そればっかりで半年過ぎやしたぜ!!」
沖田の目には薄く潤んでいた。
「そんなつもりで言ったんじゃねぇんでさぁ。」
ただの照れ隠し、そう小さく呟き話すのを止めた。
「っ沖田君…」
兄が手を伸ばそうとした時、
この重い空間に玄関のチャイムが鳴った。