大好き!!

□言い訳するって何か難しい
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そして土方さんが来た。
他の隊士も連れて。

「またメールしまさぁ。仕事、頑張れよ。」
『うん!!待ってる!!』
「…よく考えたらいっつも待ってやすねぃ。そら待つのが仕事になりまさぁ。」

隊士に連れられ、総君は行ってしまった。
それを見送り、私も仕事に行くかと公園を後にした。
土方さんがこっそり教えてくれたんだけど
私に会うために怪我したのに無理やり現場からここに来てくれたらしい。
感動した。
愛されてるわーって言ったら
借りを作りたくねぇだけだろって言われた。
そうだね。

公園を後にし家へと急いだ。
準備をしている兄と、夕飯をがっついてる神楽がいた。

「お帰りよ!」
『いらっしゃい。今日はお登勢さんいないの?』
「ババァは今日温泉に行くって言ってたね。そしたら兄貴が晩ご飯食べていい言われたから!!」
『そっか!銀ちゃんは?』
「兄貴と準備してるある!!」

え、いっつも店で準備してる銀ちゃんが兄と準備だと!?
不思議なこともあるもんだなぁと神楽と一緒にご飯を食べた。

「みなみ、次私とサドがちょっと一緒にいたくらいで落ち込むなよ。そんなこと考えられただけで鳥肌もんよ。」
『銀ちゃんが言ったのかな。あのヤロー。』

大丈夫だからって神楽は言ってくれた。
疑ってごめんねって謝ったらすこんぶねだられた。
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