本2

□シリアス1
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『いたた…』
「大丈夫?」

地球での激しい戦闘が終わった。
何のために戦っていたのかよくわからないけど、
高杉に強い奴いるからって言われて行ったんだっけ。

「血、止まらないね。なんでだろ。」
『うーん、夜兎にも限界とかあるんじゃない?』

団長こと、神威に心配をかけてしまった。
彼、私のことになると慌てるみたいで。
そんな私は、そうゆう彼が好きだったりする。

「医務室行こうか。」
『そうだね…。ちょっと眠たいから一眠りしていこうかな。』
「早い方がよくない?」
『ただの出血だし、大丈夫だよ。』

今日はあまりにも疲れた。
神威の顔を少し確認し、おやすみと一言。
そう言って自室へと戻って行った。













それが、私の最後の言葉。
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