けんもほろろ
□壱四 相違
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屯所に帰ってから自室で寝ていた。
土方さんに昼間から何してんだって怒られたけど、
沖田さんのせいですと言ったらそうかと言った。
「総悟は。」
『まだ団子屋にいるんじゃないですか?』
「…いや帰った来たみたいだな。」
そう言う土方さんの眉間には皺が寄っている。
あーぁ。
沖田さんご愁傷様。
これは確実に怒られるぞと内心喜んでいたりする。
「起きれるか。」
『今布団に入ったばっかりなんですけど。』
「お前に客みてぇだぞ。」
『沖田さん団子屋から誰か連れてきたのかな。』
しょうがないなと布団から出て、部屋を出た。
『っ、』
「よぉ。」
「…なんかあったら言えよ。」
『ひじっ!!』
「まぁ座んなさいよ。」
言われるがまま縁側へと座る。
土方さんは振り返らず消えるし沖田さんも連れてくるだけ連れてきて
どっか行っちゃったし。
「…」
『…。』
そして会話がないとゆう。
あれ、奴が話さないってめずらしいな。