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□かばね の 王
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 槍を手に、その若者は死屍累々たるに立つ。

「こうなることは初めから予見していた」
 最後の一人が言う。
「だが、お主のような修羅を作り上げることができたのじゃ、本望である。悔いはない」

 若者はなんの感慨もなく、その男を突き殺した。






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