エクスカイザー

□計算
3ページ/3ページ


「ぎゃ――――――――――っ!」


 プテラとホーンの断末魔はダイノガイストの所まで鮮明に響いた。
「ダイノガイスト様……ガイスターの四将は本当に奴等でいいんですか……?」
 コウモリが主を見上げると、ダイノガイストは既に頭を抱えてうなだれていた。
 ――言うな。俺が一番疑問に思っているのだ。
 今までは力任せでどうにでもなっていたから意識することはなかったが、地球に来てからは何故か頭を使わなければならなくなり、結果、四将の弱点……というか欠点が浮き彫りに。
 ガイスターの地球侵略で一番被害をこうむっているのは、実は地球人ではなく、ダイノガイストかもしれない……


「分かった! 答は400円だ!!」


 アーマーの嬉しそうな声が基地内にこだまする。引きまくった線を、見事400まで数えきったようだ。
 コウモリとダイノガイストは、そろって長ーいため息をついた……



END

 エクスカイザー初の小説は、主人公達をそっちのけでガイスター物に。
 好きだなぁガイスター。
 そして彼等はこういうノリがいい。
 第二話で彼等を見た時、ああなんて可愛らしい敵なんだ、と感動しましたよ。
 ギャグな敵は大好きです!
 まぁ、一番LOVEはダイノガイスト様なんですけどね。次がサンダー。

 ちなみにこの話、『リンゴ狩り』に続きます。
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ