All are miracles

□待ち惚けの理由
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「キセキ、大丈夫だよ……オレが鎮めてあげるから」



まるで幼い子供に言い聞かせるみたいに、イルミはキセキに優しく囁く



『……ん、っあ……イル、にぃ……』



耳にかかる吐息すら、キセキにはもどかしく



身体を更におかしくさせる材料にしかならない



『……ん、ふぅ』



頬を上気させるキセキの、白いきめ細かな肌に赤みがかかった






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