Vanilla

□それは、夢うつつ
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『あ、いやっ……』



ドサッ───



バニラはそのまま押し倒される。ヒソカの大きな体がバニラに覆い被さった



『や……!放して……んんっ』



ヒソカは絶えずバニラの口内を侵し続ける。段々とバニラの頭が朦朧としてきた



『……ん……ふぁ』



身体の奥底からジワジワとナニカが込み上げてくる。初めての事に、なんだかくすぐったくて、焦れったささえ覚えた



甘いキスに溺れるバニラ。ヒソカの手が、はだけたバスローブの中に侵入してきた



『!』



ヒソカのゴツゴツとした大きな手が胸の膨らみを優しく包み込む



『あ……っ、ヒソカ。これいじょ……しない、で』



「これはね、キミが浮気したバツでもあるんだよ◆」



『ん……そんなっ……!』



あれが浮気だと本気で言ってる?



そんなの、ただこうしたいが為の理由としてるだけじゃないか



この男……!



『いい加減にっ……ひゃぁ!?』



とうとうヒソカの手が、バニラの秘めやかな部分に触れてきた



ビクンッ──!



バニラの体は過敏に反応し、反り返る



『んンっ……やぁ……!』



もう、限界っっ



───パンッ



バニラが今まで抑えていたものが全身から、溢れ出してくる



フワッ──……



室内に甘い香りが立ち込める。それは酔ってしまいそうなくらいに甘美



堪らず、ヒソカが唇を離した



「バニラ、キミは……」



『お、願い……もぉ……やめて……』



バニラが涙目で訴える。その様は、ただただ美しかった



ヒソカはゴクリと喉を鳴らす。こんなにも“欲しい”と思った女は滅多にいない



「あぁ、キミってやつは……」



ヒソカの伸ばした両手がバニラの体を包んだ






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