story
□1 マネジ
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田島「入学式間に合ってよかったなー!」
「ありがと!ええっと・・・」
田島「あー俺?田島悠一郎!お前、どっかで見たことあるんだけど、会ったことある?」
「田島くんね!覚えた!
あたしは佐々木朱音。朱音って呼んでね」
田島「朱音な!よろしくな!」
そういってクラスへ向かった。
あたしのクラスは田島くんと同じ9組だった。
それから席についてみたけどなかなか馴染めず、窓の外を眺めていた。
あの雑草だらけのが野球部のグランドかな・・・
なんて思っていると可愛い女の子が喋りかけてきた。
篠岡「あのー・・・○○中の
朱音ちゃんだよね?」
「え?なんであたしのこと・・・」
篠岡「やっぱり!私、ソフトやってて朱音ちゃんに憧れてたんだぁ!篠岡千代です!よろしくね!」
「よろしく!(ニコ)」
篠岡「朱音ちゃんはやっぱりソフト部に入るの?」
「んー入らないよ。だってソフトつまんないんだもん。
それに、亡くなったお父さんの夢叶えるんだ・・・」
篠岡「お父さんの夢?」
「そう。お父さん、野球しててずっと甲子園行きたかったってあたしに話すの。だからあたしは野球部に入って甲子園、行くんだ!」
篠岡「え、でも・・・」