story

□3 初試合
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ぼーっとして歩いて
いると・・・

田島「朱音!危ねっ」

向こうの選手と
ぶつかりそうに
なってしまった。

織田「うぉっと・・・」

「きゃっ!」

ドタっ

そして運悪く
こけてしまった。

織田「すまんなぁ。
って擦りとるやんけ!
大丈夫なん?」

田島「大丈夫か?
ほら、ベンチまで
おぶってやっから。」

「だいじょ・・・」

織田「そんなちっこい体
で何ができんねん。
ほら、俺がおぶったる」

といってひょいっと
抱えて西浦のベンチまで
運んでくれた。
・・・しかもお姫様抱っこ
とやらで・・・

「は、恥ずかしいから
おろしてください///
あたしなら大丈夫なんで」

田島「朱音が嫌がってる
じゃねぇかよ!ていうか
俺だってそのぐらい
できるから朱音を
返せよ〜」

織田「もういいやんけ。
このままおろしても
2度手間ってやつや。
筋トレと思わせてやぁ」

「・・・あたしの話は
無視ですか、お二人さん」

田島「お〜ろ〜せ〜」
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