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□観察力
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『はー。・・・あらいー!』


「(びくっ)な・なんじゃ!?」





『福原先輩には、どうして彼女がいるんだろう・・・』

「し、しらんけど、福原先輩は優しいから持てるんじゃないか?」




『・・・ふーん。』



「なに?・・・まさかなまえ、お前福原先輩が好きなのか!?(はらはら)」



『だいすきだけどー、ちがう!あたしの求めてるのは・・・』


「求めてるのは・・?(どきどき)」


『背が高くてー、頭が良くてー、・・・』


「あとは?」


『(!!)そう!あんな人!!』





そう言ってあたしが指を指した先には、
3年生の新井先輩。

うちの四番で、頭もいい!



背も高くて、声も渋くて、あたしの理想のヒト!!!!!!!



「・・・なまえ、お前あんなんが好きなのか・・・?」


『あんなんってなによー!!新井先輩はあたしの理想の男性だもん!』


「ふーん・・・」



『(!!)福原先輩だ!!』








そう言ってなまえは福原先輩のもとへ行った。







「あいつ、お前と先輩が兄弟だってわかってないんじゃね?」


「え、まさか!でもなまえのことだから・・・」


「うん。てかあの行動言動から見て99%わかってない。」







『福原先輩だいすきー!』

「俺もー!」


「こらこら二人とも!だいたい福原には彼女がいるんじゃから・・」


『関係ないですー!福原先輩はあたしのー!』


「(きゅん)俺はなまえのー!」


「・・・はあ。(またこのくだりか・・)」





『・・・』


「なまえ?どうしたの?」


『新井先輩って、どうしてそんなカッコいいんですか?』

「え、」


「頭もいいしなー!ほんま羨ましいわ〜」


『声もかっこいいし・・・』


「なんか照れるじゃろ・・・・//」





キーンコーンカーンコーン





『あっ予鈴だ!じゃあまたね!先輩vvv』




「おん!」

























えーと。次はたしか国語だったかな・・・っと。



『(!!!)あー!教科書忘れたー!!!!』


「なまえ!なんだと!?もうしかたないんやから!今日は良太に見せてもらいなさい!」←ひーやん(先生)




『うー・・良太、見して・・』


「お、おん・・」


『(ん?)・・・・・・・』


「な、なんじゃ、まじまじと・・・・」


『良太ってよくみると、新井先輩に似てるなあって思って・・あ、でもそうでもないか!気のせいだったかも!』




「(爆笑)」←トリ


「い、いちおう兄弟なんじゃけどな」




『?何それ妄想?』


「もうそ・・・(笑)ぶははははっ!!」


「現実じゃ!」

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