薄桜鬼〜トリップ夢〜
□夕飯
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─ギャァァァォッ…!!
輝)当たったか…。
新)終わった、のか…?
輝)とりあえずは…てすが…。
─ドクンッ!!
輝)くっ!!
反動の痛みに胸元を握りしめる。
近)!神霧君!無理しちゃいかん!!
輝)っ大丈夫です…。あの子たちをちゃんと、葬ってやらなければっ…。
嫌な汗が出るのを感じながら、私はもう一度、短めの槍を錬成して、地面に刺したあと、能力を解除する。
輝)土方副長…。
土)!なんだ。
輝)ちゃんと…戻りますから…あの子たちを、葬ってきていいですか…。片付けも…戻ってきてから…しますので…。
土)…あぁ、行ってこい。
輝)ありがとう、ございます。モード[NARUTO]バージョン[波風ミナト]
私はミナトの能力を使って、槍にマーキングをし、帰りは瞬身で帰ってこれるようにすると、時空間忍術を使って、2体の合成獣とともにとび、山の奥深くに彼らの亡骸を埋めてきた。そして再び屯所へ戻る。
輝)っはあっ…!!モー、ド、全解除…。
能力を解除すると、ガクリと膝から崩れ落ちる私。あーこのままだと地面とこんばんわだよ…。とか思っていた私を受け止めてくれたのは…。
輝)山、南総…長…?
南)お疲れさまです。ありがとう、守ってくれて。
輝)そ、んなこと…。
南)傷の手当てをしましょう。
そう言って山南さんは私の体を横抱きにし、広間へと戻る。座布団を枕がわりに寝かされると、千鶴さんが駆け寄ってきた。
雪)輝叉さんっ!!
輝)大丈夫ですよ…今から治します…。
一)今使ったら逆効果なんじゃないのか?
輝)しかたないでしょうね…。
私は綱手の能力で右腕を治した。
雪)な、治った…?
輝)えぇ、大丈夫ですよ…。
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