薄桜鬼〜トリップ夢〜
□夕飯
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大きさは…あれだ、うん。銀魂の定春くらいだよ。あ、×2だからね?
輝)千鶴さん、土方副長の方に。
土)雪村、来い。
雪)は、はい。
輝)左之助さん、ちょっと刀抜いていただけませんか。
左)いいけど…。
私は左之助さんから抜き身の刀を預かると、そのまま、槍を2本錬成した。
輝)ありがとうございます。
左)あぁ。
左之助さんはどうやら免疫がついてきたらしい。たいして動じなくなった。他の人たちは盛大に驚いているけど。
新)今どっからっ!?
平)なにが起こったんだ!?
左)お前…2本も使うのか?同時に?
輝)そのつもりです。…土方副長。
土)あ?
輝)千鶴さんの視界、塞いどいてください。
皆)!
言外に血なまぐさくなると伝え、私は2本の槍を構え、合成獣へと突っ込み、合成獣に傷を負わしていく。
平)すっげぇ…。
総)綺麗…。
うしろからそんな声も聞こえるが、今は構ってる場合じゃない。
輝)っ!おらっ!!
─ドスッ!!
私はまず1体に深く槍を突き刺し、絶命させる。
次は…あれ…?
左)!輝叉っ上だっ!!
輝)!ちっ!!
─ズドンッ!!!
私の真上から飛びかかってきた残り1体は派手に砂埃をあげながら着地した。私はバク転の容量でよけ、左之助さんたちの方へ戻るが…。
左)!輝叉、お前っ…!
合成獣の爪がかすり、利き手である右手と残っていた槍が使えなくなった。
輝)大丈夫ですよ…動かないで下さいね…。
─パンッ!!バリバリバリッ…
私は柱からまた槍を錬成して、合成獣相手に思い切りぶん投げた。
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