短編 弐
□2人で1人だからこそ!
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「んーまぁ、そうだけどよ」
「俺は那月に存在自体理解されてない・・・」
「だけど、お前は知ってる。お前だけが知ってる那月もいるんだぜ?それでいーじゃねーか!」
お前はお前でいーんだよ。何も考えんな。
と、言ってやるとまた鼻で笑って
「・・・そうか。やっぱお前バカだな」
吹っ切れたように微笑んでいた
2人で1人だからこそ!
(あ!那月とノートで話したりしてみれば?こーかんノートにたいにさ?)
(・・・お前、意外と乙女チックなんだな)
(いや。夢愛と良くやってたから!)
(・・・。)
(あの2人、何してるんでしょうか?)
(んー?あれ、さっちゃんじゃん)
(え?・・・あ!本当ですね!だ、大丈夫なのでしょうか??)
(大丈夫だよ!きっと!)
END
2012.06.25 風