ボールを追いかけて
□散策をしましょう!
1ページ/2ページ
「捺喜さん!」
「ん?あ、立向居君。どうしたの?」
私の後輩であり、今ではこのイナズマキャラバンの最後の壁のGKだ。
守が、リベロに入ってから、立向居君は、前以上に自主トレに励んでいる。
私は、選手と、マネージャー両方の立場から立向居君をサポートしようと、今現在も、立向居君用のドリンクを作っていたところだった。
「あ、あの、捺喜さん!!」
耳まで真っ赤にして茹蛸状態。
可愛い・・・。
「捺喜さん!!あ、の、一緒に、この辺りの散策しませんか?」
・・・正直、びっくりした。立向居くんは、守と一緒で天然な人だと思ってたから。
「うん。いいよ?」
「!!あ、ありがとうございます!!」
あ、立向居君から、犬の尻尾と耳が生えてるように見える・・・。
「でもまずは、はい。ドリンクとタオル」
「ありがとうございます!」
二人の気持ちが通じ合うまで後少し。
(捺喜!!俺と付き合って下さい!!)
(!!///はい。よろしくお願いします。///)
アトガキ→