ボールを追いかけて

□散策をしましょう!
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「捺喜さん!」

「ん?あ、立向居君。どうしたの?」

私の後輩であり、今ではこのイナズマキャラバンの最後の壁のGKだ。

守が、リベロに入ってから、立向居君は、前以上に自主トレに励んでいる。

私は、選手と、マネージャー両方の立場から立向居君をサポートしようと、今現在も、立向居君用のドリンクを作っていたところだった。

「あ、あの、捺喜さん!!」

耳まで真っ赤にして茹蛸状態。
可愛い・・・。

「捺喜さん!!あ、の、一緒に、この辺りの散策しませんか?」

・・・正直、びっくりした。立向居くんは、守と一緒で天然な人だと思ってたから。

「うん。いいよ?」

「!!あ、ありがとうございます!!」

あ、立向居君から、犬の尻尾と耳が生えてるように見える・・・。

「でもまずは、はい。ドリンクとタオル」

「ありがとうございます!」



二人の気持ちが通じ合うまで後少し。



(捺喜!!俺と付き合って下さい!!)
(!!///はい。よろしくお願いします。///)


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