ボールを追いかけて
□汗と涙と太陽
1ページ/1ページ
「・・・守」
「・・・」
キャラバンから、風丸と栗松がいなくなった。
守は、それがショックで今はこうして固まったままだ。
「守・・・。」
君は悪くないんだよ
「俺は・・・俺は、あいつらのことぜんぜん気にしてなかった。気づいてやれなかった・・・」
「守・・・」
「捺喜ちゃん・・・」
「秋ちゃん。」
屋上に心配して秋ちゃんがやってくる。
「今は、少しそっとしてあげましょう?」
「うん。」
守・・・。
早く笑って、君が笑わないと、皆にまで元気がなくなるから。
「早く、雷門に太陽が戻ってくると・・・いいな」
「そうね。」
汗と涙と太陽
(皆!!またせたな!)
(((キャプテン!!)))
(守!)
(ありがとな!捺喜!!)
(どういたしましてっ!)
END
2012.05.07 風