ほのかな光
□5日目 初日に大仕事
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「なあ、これからは、俺は二人と一緒の授業でいんだな?」
ここって、コースが分かれてるだろ?
と聞くとそれぞれから、「大丈夫だろ」と返ってきたので、ちょっと不安になったけど大丈夫だろうと自分に勇気付けた
これからのあれこれを話ながら歩いていたために、俺の事を見て囁かれていることには気づいていなかった
順調に授業が終わり、昼休みになった
「午前が終わったが授業はどうだ?誠?」
「んーまぁ、前にいた学校とスピードは変わらなかったし、解りやすくてすぐ頭に入ったかな?」
二人とも俺の感想に少し驚いた様子だったが、そか!と笑う哲也と、含み笑いをした英
「取り敢えず、メシだメシー!」
「あ!待てよっ!哲也…あーもうあんな遠くに……」
「俺がいるんだゆっくり行っても間に合う」
嬉しそうに前を走っていった哲也を見送り、俺は後ろにいたヒデの横について学食への道のりを歩いた
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