忍日記
□ある初雪の朝
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「うぅ〜っさっむっっ!」
シャッ
ある冬の朝
パジャマの上に厚めのカーデを羽織って居間のカーテンを勢いよく開けた
「………こりゃ寒いわなぁ…」
見るとそこは一面雪景色だった
「昨日も寒かったもんね〜……夜中初雪だったのかぁ……」
残念。と、小さく呟き、冷え切っている手を合わせてさすりながら“ハー”っと息を吐く
これから、朝食を作らなくてはならないのだ。こんなに冷たい手じゃ動かしにくく、怪我の原因になりかねないからだ
「さあ〜ってと!今日は、温かい物を食べよっk」
ドンドンドン!
「おーい!アヤカ!!早くあけてくれってばよ〜!!」
玄関のドアを叩く音と、ナルトの声が聞こえてきた
「はいはーい!ちょっとまって〜!」
急いで返事をしてバタバタと玄関に向かった
(さて、今日の朝ご飯は3人前かな…)
もう一つ、窓の外から近づいてくるチャクラに小さくため息を付き、玄関の前でギャーギャー騒いでうるさいナルトを叩くため、玄関の鍵を開けた
ある初雪の朝
(アヤカ!おそいってばよー!!)
(はいはいごめんねー?メニューを考えていたの!ナルト、ご飯たかりにきたんでしょー?)
(う゛……バレてる)
(当たり前でしょー?ほら、早く上がって?)
(サンキュー!アヤカ!)
(あ!先生ー!窓は閉めてねー?)
(はいはい分かったからアヤカ)
(うぇっ!?か、カカシ先生!?)
(おーナルト、おはよー)
END
ちょっと早いですが(?)
冬ネタです
20141003